Photo Gallery Fine Instruments&Bows このコーナーでは、当社にて展示している楽器をご紹介いたします。

  

 

JOSEPH ARTHUR VIGNERON pere(1851-1905)

 

J.A.VIGNERONは、幼い頃から義理の父であるClaude-Nicolas Hussonの下で弓製作を学びました。

その後、Jean Joseph Martin工房で修業し、GAND & BERNARDEL工房を経て独立します。

 

カペー・カルテットで有名なパリ・コンセルバトワール教授Lucien Capetと親交があり、弓製作に当たり、機能面の助言を多く得られたようです。

 

この作品は、1900年頃製作された弓です。スティックはオレンジがかった茶色の良質なフェルナンビューコ材で、銀金具の黒檀フロッグが使われています。コンディションも非常に良く、弾きやすい銘弓です。

 

【P.Childs鑑定書】

   

 

 

JEAN-JOSEPH MARTIN(1837-1910)

 

J.J.MARTINは、幼い頃からMIRECOURTの弓の製作工場で働き、

20歳を過ぎた頃には、VUILLAUME工房の職人となる程に成長します。

 

この作品は、1900年前半に製作されたもので、VUILLAUMEスタイルで作られています。

彼の製作の特徴が随所に見られる典型的な作品となっています。

甘く柔らかい音色ですが、芯のしっかりした音質を持った素晴らしい弓です。

 

【P.Childs鑑定書】

 

  

 

VICTOR FETIQUE(1872-1933) SOLD OUT

 

V.FETIQUEは、A.LAMY、E.SARTORYなどと共に、

特に知名度の高いモダン・フレンチボウメーカーの一人です。

MIRECOURTのCharles Nicolas Bazin工房、PARISのCaressa & Francois工房を経て、

1913年に独立しました。

 

この作品は、1925年頃製作されたもので、上質なフェルナンビューコ材が使われた角弓です。

この弓の製作者は、PAUL WEIDHAAS(1894-1962)で、V.FETIQUEの弟子であり、

しばしば師の仕事を請け負っていたようです。

V.FETIQUEの歯切れの良さと、P.WEIDHAAS独自の味と思われる柔らかい音色が

絶妙にブレンドされた良弓です。

 

P.FETIQUE(左)とP.WEIDHAAS(右)のツーショット写真

゛L'ARCHET(Ⅲ)"p.158-No.23

 

【J.F.Raffin鑑定書】

 

   

 

CHARLES NICOLAS BAZIN(1847-1915)

 

C.N.BAZINは、19世紀中頃から20世紀初頭にかけて活躍した製作者で、

多くの才能ある弟子達を育てました。

フランス弓製作の伝統を守り、さらに近代的な方法を取り入れたフランス弓製作史上においても

欠かせない重要な存在です。

 

この作品は、1895年頃に製作されたもので、J.HELの刻印が押された角弓です。

彼の技術が確立された時期のもので、スタンダードの高い優れた弓となっています。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

  

 

CHARLES LOUIS BAZIN(1881-1953)

 

C.L.BASINは、父親C.N.BAZINのもとで修業し、BAZIN工房を引き継ぎました。

数多くの弓を製作した彼は、多くの職人を育てた業績でも評価される人物です。

 

この作品は、1930年頃製作されたもので、上質のフェルナンビューコ材が使用され彼の作品の中でも最高のクラスであると評価されて良いでしょう。

豊かな響きを持ったバランスのしっかりした弓です。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

  

 

EMILE AUGUSTE OUCHARD Fils(1900-1969)

 

E.A.OUCHARDは、20世紀の偉大な弓製作者の一人です。

父親のEMILE FRANCOIS OUCHARDと共にCUNIOT-HURYの工房を引き継ぎ、

その後、彼自身が独立してからも多くの弓を製作しました。

ニューヨークにも渡っており、Wiliam Lewis&Son社と契約を結ぶなど、アメリカでも活躍したようです。

 

この作品は1930年頃に製作されたもので、MARCEL FETIQUEの刻印がうたれています。比較的初期のもので、ダークレッドのとてもしっかりとした上質のフェルナンビューコ材が使用されています。

現代の演奏家の求める機能を備えた銘弓といえるでしょう。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

     

 

FRNCOIS-NICOLAS VOIRIN(1833-1885)

 

F.N.VOIRINは、A.LamyからE.Sartoryへと受け継がれる楽弓製作史上において、非常に重要な製作者です。叔父のJ.B.Vuillaumeの工房で製作していた彼の弓は、良質の材木が使われ、F.Tourteを模倣した、素晴らしい弓であると評価されています。

 

この作品は、1865年頃のVuillaume工房時代に製作された、典型的なVuillaume-Voirinボウで、フロッグには、べっ甲が使用されています。落ち着いた風格のある音色を持つ逸品です。

 

[P.Childs鑑定書]                          

 

 

JOSEPH ARTHUR VIGNERON(1851-1905)

 

JOSEPH ARTHUR VIGNERONは、幼い頃から、義理の父Claue-Nicolas Hussonの下で弓製作を学びました。その後、Jean Joseph Martin工房で修業し、その後、独立するまでGAND&BERNARDEL工房で働きました。

カペー・カルテットで有名なパリ・コンセルバトワール教授Lucien Capetと親交があり、弓製作にあたり、機能面で助言を受けました。

 

このチェロ弓は、1905年頃製作された弓で、スティックは、赤みがかった茶系の極上のフェルナンビューコ材で、金金具の黒檀フロッグが使われています。この製作家の最も良い作品に属する逸品です。

刻印は息子名ANDRE VIGNERON A PARISとなっていますが、後年になって刻印されたものと推測されております。

 

≪L'ARCHET(III)掲載弓 p.269-No.11≫

 

【P.Childs鑑定書】【J.F.Raffin鑑定書】 

   

                                                  

EMILE FRANCOIS OUCHARD(1872-1951)

 

EMILE FRANCOIS OUCHARDは、若い頃CUNIOT-HURYの工房で働き、信頼できる助手として活躍、また独立後、自らの工房で多くの弟子を育てました。特に息子のEMILE AUGUST OUCHARDは、優れた弓製作者として有名です。

 

このチェロ弓は、1940年頃に製作されたもので、刻印は、Ch.ENELとなっています。スティックにはこげ茶色の良質なフェルナンビューコが使用されています。丸弓で、銀金具の黒檀フロッグが取りつけられています。チップには、銀プレートが施されており、バランスは極めて良好です。

この作者の作品の中でも、最高クラスの作品です。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

     

 

   

 

JACOB EURY(1765-1848)

 

JACOB EURYは、F.TOURTEの影響を多分に受けたとされる、18世紀後半から19世紀初頭に活躍した偉大なボウメーカーです。決して華やかな存在ではありませんでしたが、現在では、いぶし銀的な魅力を持った製作家として高く評価されています。

 

この作品は、1820年頃に製作されたもので、フロッグとボタンはこの弓の為に復刻された物ですが、フロッグはオリジナルの物が残されています。オールドボウ独特の深い音色と優れた音質は、現代の弓とは異なった奥深い味わいがあります。

 

【B.Millant鑑定書】【J.F.Raffin鑑定書】